音楽大学に進学すると音楽に関する様々なことを学ぶことが出来ますがその1つとして挙げられるのがパイプオルガンです。
パイプオルガンは音色の多様性によって一人で操ることが出来るウインドオーケストラとも言われており、とても深い歴史を持っています。
パイプオルガンを学ぶコースに入ると、一流の楽器で練習をすることが出来たりマンツーマンで丁寧に指導を受けることが出来たり歴史や理論をしっかりと吸収することが出来たりと、様々な特色が挙げられます。
まず一流の楽器で練習することが出来るというのは、パイプオルガンは注文製作であり一台として同じものがないのが特徴です。
そのため唯一無二の音を奏でることが出来る演奏家を育てていくことが可能であり、学内のパイプオルガンだけでなくホールでレッスンを受けることが出来ます。
これらの貴重な体験をすることが出来るのは音楽大学ならではであり、豊かな表現力を身に付けていくことが出来ます。
続いての特徴であるマンツーマンレッスンで学ぶことが出来るという点ですが、個人レッスンの時間を週に一回程度用意している大学が多いので、日本を代表するようなオルガニストを目指して丁寧な指導を受けることが出来ます。
技術力や独創性を磨きながら一人一人に合った指導をすることが出来るのでマンツーマンレッスンは非常に効果的だと考えられます。
続いての特徴である歴史や理論を学ぶことが出来るという点ですが、パイプオルガンにまつわる音楽の歴史や楽器そのものの理論的な部分をしっかりと教えてくれるので、楽器ごとに異なるパイプオルガンの構造を理解して演奏技術の向上へとつなげていくことが出来ます。
歴史や理論的なことを学べる授業として1つ目に挙げられるのがオルガン基礎理論です。
これはパイプオルガンの仕組みや各部分の名称や働き、楽器の使い方やレジストレーションなどパイプオルガンの基礎的な知識を学んでいくことが出来ます。
パイプオルガンは独学ではなかなか勉強しにくい楽器なので基礎からしっかりと学ぶことが出来ることは音楽大学に通うメリットです。
続いてはオルガン音楽史という授業でルネサンス期からバロック、そしてバッハの時代まで歴史を学ながらパイプオルガンのことを探っていきます。
このように技術的なことから知識的なことまですべてを学ぶことが出来るのでパイプオルガンを今までしてきてさらに深めたい方にも興味があって始めたいという方にも適している学部です。
※参考リンク
武蔵野音楽大学
鳴るほど♪楽器解体全書 パイプオルガンの構造
最終更新日 2025年7月8日 by cwusol